スプラ甲子園東海地区を見て思った話

こんばんは、久々に風邪引いてしまい3日ほどゲームできなかったくるこです。

 

さて先日の日曜日、Splatoon2初の甲子園である東海地区予選が終了しました。

大方の予想通り、上位に上がるチームはほぼすべて金モデが含まれており、やっぱりな~と思っていたところ、メインではないイカス屋台側で金モデ4というぶっちぎった構成で挑んでいるチームがありました。じゃんだらりん!というチームです。
気になったのでTwitterなどで調べてみたところ、「金モデ4以外の構成も使う」「ナーフを求める戦略的な構成」との声があり、なるほど金モデ4にも理由があったようです。
実際準決勝?か決勝の時のインタビューの際に、リーダーが「金モデしょーもない」というコメントを言い放ち、ははあなるほどと納得したと同時に、その意気込みでチームを作って甲子園に出ている、しかも勝ち上がっているということに感心させられました。
惜しくもイノセンス(優勝チーム)に敗北を喫しましたが、イノセンスが非常に強いチームだったので、じゃんだらりん!のメンバーも金モデ戦略にとどまらない実力、チーム力を兼ね備えていたと感じました。それ故、この言葉のメッセージ性は非常に強いと思いました。

 

金モデのナーフは必要か?

金モデは圧倒的に強化されたスフィア、必要SP170という低さ、メインの塗り力からスフィアぶん回し戦法でかなりのヘイトを買っていると思います。先日も書きましたが、スフィアを回そうと思えば軽く10回越えます。スフィアの耐久も上がって無理な突っ込みもしやすくなりました。強くないはずがありません。
ですが個人的には、そこまで嫌ってはいません。だんだんプレイヤー技術も上がっており、スフィア対策もそれなりに進んできています。最初はどうしようもないじゃんこれ、、と思ったりもしましたが、今はアップデート直後ほどイライラすることはなくなりました。

果たして、金モデのナーフは必要でしょうか?私の答えはNOです。結論を出すには早すぎると思います。甲子園のような場や、通話が可能なリーグマッチでは無類の強さを証明していますが、このゲームは野良がメインで、しかもガチマッチ、ルールも3つあります。決して、万能なブキではないと思います。

好きなブキを捨てる努力が必要なゲーム

とはいえ、アップデートによるブキ性能の変更がメインブキを乗り換えざるを得ないと思わせるほど著しく、(勝つためには)ブキをコロコロ変えさせることを半ば強制させられていると感じます。
2はそういうゲームだと理解するしかないのですが、いろんなブキが出てもやっぱりスシコラが好きだった、リッターが好きだった、ロンカスが好きだったと思えた1が懐かしく感じます。

スプラ初代やっていた方はわかると思いますが、強いブキというのはユーザのトレンドによって変わってきます。モデラーも初期は強いと言われていましたが、後期は誰も持っていません。理論上最強だけど使いこなすのが難しいと言われたリールガンも、後期では練習したプレイヤーが台頭していました。そういう時流を楽しめていました。
ですが今は、月1ペースで大幅なアップデートがなされ、その流れを体感する前にトレンドを強制されている、と感じます。あまりにペースが早い。ギアパワーの考察なんてほとんどされていません。さあこれを使え、と公式に言われている気分です。ブキに対する愛着は薄れる一方です。

「金モデしょーもない」という発言の真意は分かりませんが、私も「しょーもない」と思います。どんなに時間を掛けて好きなブキを練習しても、一回のアップデートで潰れてしまうのでは、やる気も起きません。アップデート情報のページには淡々と数値の変更が記載されるのみで、任天堂が何を考えて調整しているのかは分かりません。でもその裏には、何十時間、何百時間を費やして努力しているプレイヤーがいることを改めて認識いただき、今後のアップデートつなげていただくことを願っています。

一プレイヤーとしては、ブキに拘らずゲームを楽しみたいと思います。が、難しいんだこれが・・・。

誰かブキの練習に付き合ってください。